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治療前に知っておきたい!インプラントのメリットとデメリットの比較


歯を失った時の選択肢としてインプラント治療があります。
どのような治療もメリット・デメリットがありますが、大切なのはその内容を把握して自分にはどの治療が合っているかを選択することです。
インプラントは見た目も自然でしっかりとかむことができる治療法ですが、デメリットもあります。
そこで今回はインプラントのメリット・デメリットをご紹介しますので、比較して治療を検討する時に参考にしてみてくださいね。

治療前に知っておきたい!インプラントのメリットとデメリットの比較

インプラントのメリット

左右の歯を削る必要がない
歯を失った時の選択肢として固定式のブリッジを選択することができますが、ブリッジの場合には隣の歯を削ることが必要です。
そして、左右の歯を支えとして橋渡しをする形でブリッチとして使用します。
ブリッジにするには、左右の歯が健康な時でも削る必要がありますし、2本で3本分の歯を支えるので、左右の歯に負担がかかります。

その点インプラントは歯を失った部分に人工歯根を埋め込んで土台として被せ物を被せることができるので、その部分だけで治療することができ、他の歯に負担をかけることがありません。

入れ歯よりしっかりとかむことができる
インプラントの大きなメリットはしっかりとかんで食事をすることができる点です。
入れ歯の場合には、取り外し式なので固定式に比べて安定感が少なく、食事の際ににかみにくいことがありますがインプラントは固定式なので、しっかりかんで食事ができるでしょう。

あごの骨がやせるのを防ぐ
入れ歯の場合にはあごの骨に刺激が伝わりにくく、少しずつあごの骨がやせてしまいます。
しかしインプラントは、あごの骨にインプラントを埋め込んでいるので、あごの骨に刺激が伝わりあごの骨がやせるのを防ぐことができます。

見た目が自然で透明感がある
部分入れ歯の場合には、ばねをかけて入れ歯を固定するので、ばねが見えて気になる患者さんも少なくありません。
インプラントの場合には、インプラントを埋め込んだ上に被せ物をするので自然ですし、被せ物もセラミックを選ぶと、透明感があり変色もしない素材で歯を作製ができます。

取り外す必要がない
入れ歯は寝るときには外して洗浄する必要があります。
入れ歯を外している所を家族の人に見られたくない方や旅行中に取り外すことに抵抗がある方も少なくありません。
インプラントの場合には固定式なので、取り外す必要がなく、取り外している時間見た目が気になることがありません。

会話がしやすい
部分入れ歯にすると空気がもれてしまい、発音しにくいことがあります。
特にサ行やタ行の発音が聞きにくくなることがあり、仕事で話をする方や話をする機会が多い方はストレスになることがあるでしょう。
その点インプラントは、空気がもれたり、入れ歯が外れることもないので、ストレスなく会話を楽しむことができます。

治療前に知っておきたい!インプラントのメリットとデメリットの比較

インプラントのデメリット

ほとんどが自由診療なので費用がかかる
インプラントは保険でできる入れ歯やブリッジに比べると、ほとんどが自由診療なので、費用が高くなります。
ただ、インプラント治療はメリットの多い治療で、10年保証をつけている歯科医院もあります。
適正な期間でしっかりとメンテナンスをして自宅でのケアを毎日行うと長く良い状態で使用することができることが多いです。

インプラントの費用は高くなることがありますが、医療費控除の対象になる場合もあり、費用の一部が還付されることもあります。

また、歯科用デンタルローンやクレジットカードを導入している歯科医院も多く支払いの面で患者さんの負担を少なくする取り組みを行っている歯科医院が増えています。

そのため、毎日の食事や見た目など生活の質を上げるインプラントは費用の面だけでなく、他の治療とメリット・デメリットを比較して検討していただくことをおすすめしています。

手術が必要になる
インプラントはあごの骨に人工歯根を埋め込むので手術が必要です。
ただ、麻酔をかけて行い、麻酔の効きを確認してかた手術を行うので、手術中はほとんど痛みを感じることがありません。
また、手術後も痛み止めを服用すると対応ができる場合がほとんどです。
麻酔が効きにくい時は歯ぐきが腫れて膿がたまっているなど急性の症状が出ている時なので、インプラントは歯ぐきの状態が落ち着いている時に手術するので麻酔が効きにくいことも少ないです。

比較的治療期間が長い
インプラントはあごの骨にインプラントを埋め込んでから定着するまでに3~6ヶ月程度期間を置きます。
その後骨にしっかり定着したのを確認して土台にして、被せ物の型取りをします。
その期間中は様子を確認するために数回通院することはありますが、毎週通うことはありません。
   
ただ、入れ歯やブリッジに比べると治療が終わるまでに一定期間治療期間がかかります。

インプラントが適応にならないこともある
インプラントはあごの骨にインプラントを埋め込むので極端に骨が少ない方は治療が難しいことがあります。
骨が少ない方は骨を増やす手術や再生治療を行ってからインプラント治療に移行ができる場合もあるので、お口の状態を確認して治療方法を選択します。
また、インプラントは全身疾患とも関係があり、糖尿病で血糖がコントロールできていない場合や心筋梗塞になったばかりの方はインプラント治療が難しいことも出てきます。

ただ、全身疾患がしっかりとコントロールされている場合には、主治医の先生と連携を取りながら、全身の状態を確認してインプラント治療を行うことができる場合も多いです。
全身疾患が悪化していると、免疫力が低下することも多く、傷の治りも悪いので、インプラント手術を受けるためにはしっかりと体調を整えましょう。

インプラント治療は自費治療なので、費用がかかる場合や、治療期間が長くなることはありますが、他の歯に負担をかけることなく、しっかりとかむことができ、見た目も自然に治療ができるメリットの多い治療です。

治療費は医療費控除や分割払いなどで対応ができる場合が多く、治療回数が極端に多いわけではありません。

毎日の食事や生活に関係することなので、しっかり検討して満足がいく治療を選択してくださいね。

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