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「歯並び」が変わる、人生が変わる!矯正歯科がもたらすメリットとは?

私たちの第一印象を大きく左右する「歯並び」。多くの方が、「矯正歯科」に興味を持ちつつも、一歩を踏み出すのをためらっているのではないでしょうか。しかし、歯並びが変わることは、見た目だけでなく、健康や人生そのものを大きく変える可能性を秘めています。ここでは、矯正歯科がもたらすメリットや最新の治療法について詳しくご紹介します。

矯正歯科とは?

そもそも矯正歯科って何をするの?

矯正歯科とは、歯並びや咬み合わせを整える歯科治療のこと。出っ歯やすきっ歯、八重歯といった歯並びの乱れだけでなく、上下の歯の咬み合わせが悪い「不正咬合」も治療対象になります。治療法も、従来型のワイヤーやマウスピース型矯正など様々あり、年齢やライフスタイル、ご要望に合わせて選択できます。

矯正歯科がもたらす5つのメリット

1. 見た目の印象が劇的にアップ!

歯並びが整うことで、口元が美しくなり、自然な笑顔に自信が持てるようになります。清潔感や若々しさが増すだけでなく、「明るい」「話しかけやすい」といったポジティブな印象を持たれやすくなります。実際、矯正治療後に「人前で笑うことが増えた」「写真写りが良くなった」という声も多いです。

2. コンプレックスからの解放

歯並びの悩みは本人にしか分からないもの。口元を隠して笑ってしまう、話すときに歯を見せないよう気を遣う…そんな日々から解放され、自分らしさを発揮できるようになります。「自分に自信がついた」「社交的になった」と、性格や行動まで前向きに変わる人も少なくありません。

3. むし歯・歯周病のリスクが激減

歯並びが悪いと歯磨きがしづらく、汚れがたまりやすくなります。その結果、むし歯や歯周病になりやすい環境に。一方、歯並びが良くなると、セルフケアが格段にしやすくなり、口腔トラブルのリスクが減少します。将来的に自分の歯を健康に保つためにも、矯正治療は大きなプラスになります。

4. 噛み合わせが良くなることで健康に

上下の歯の咬み合わせが悪いと、食べ物をうまく噛めず消化器官に負担がかかったり、顎関節症を引き起こしたりする場合もあります。矯正治療でしっかり噛めるようになることで、全身の健康にも良い効果が期待できるのです。

5. 発音や滑舌の改善につながることも

歯並びが舌や口唇の動きに影響し、発音しづらくなることがあります。矯正治療によって正しい歯並びになると、話しやすくなる例も。また、成長期の子どもの場合は、顔や顎の発達にも好影響を与えます。

今どきの矯正治療:選べる治療方法

ワイヤー矯正

従来からある方法で、歯の表面(または裏側)にブラケットをつけてワイヤーで動かす。難症例にも対応しやすく、幅広い年代・歯並びに対応可能です。ただ、装置が目立つと感じる方も。

マウスピース矯正

透明なマウスピースを定期的に交換して歯を動かします。装置が目立ちにくく、自分で着脱できるのが特徴。軽度から中等度の歯列不正に対応しやすく、近年とても人気です。

部分矯正

前歯の1部分だけを矯正する方法。全体矯正に比べて期間や費用が抑えられますが、歯並びの状態によって適応が限られる場合もあります。

子どもの矯正(小児矯正)

成長過程であごや歯のバランスを整える治療。大人になってからの矯正より簡単かつ効果的なことも多く、将来の本格矯正が不要になる可能性もあります。

気になる費用や通院期間は?

費用は治療法と歯並びの状態で大きく異なる

矯正治療の費用は、数十万円~100万円以上と幅広く、治療方法や症例によって異なります。近年は分割払いが可能なクリニックや、低価格化が進んだクリニックも増えています。ただし、保険適用外が基本なので、納得のいく説明を受けてから治療を進めましょう。

治療期間は1年~3年前後が目安

こちらも個人差がありますが、ワイヤー矯正やマウスピース矯正の場合、平均して1年半~2年半程度が一般的。部分矯正や軽度の不正は半年~1年程度で終了するケースもあります。通院は1~2か月に1回程度が目安です。

矯正治療のデメリット・注意点も理解しよう

見た目・健康・気持ち全てに大きなメリットがありますが、矯正治療には「違和感や痛みがある」「食べ物制限がある」「一時的に発音しづらい」「保険が適用されない」などデメリットや注意点も存在します。信頼できる歯科医院で、納得のいくまで説明・相談を重ねましょう。

まとめ:歯並びを整えて、新しい自分を手に入れよう

歯並びが変わることで、見た目や健康だけでなく、性格や人生までもポジティブに変化していきます。恥ずかしさや迷いがあっても、まずは相談してみることが大切です。矯正歯科は、自分自身のこれからの人生への素敵な「投資」。あなたも、新しい自分への一歩を踏み出してみませんか?

この記事の監修者
この記事の監修者

浅井延彦

上荻歯科医院 院長

日本歯科大学を卒業し、上荻歯科医院の院長を務めている。豊富な知識と経験を持ち、日本口腔インプラント学会、顎咬合学会、日本メタルフリー歯科学会に所属し、最新の歯科医療技術の研鑽に励む。

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